えいちゃんの庭

タヒチの小さな島の森に住む夫婦の日々

しそドレッシングのレシピ

普段サラダのドレッシングも手作りします。

日本は美味しいドレッシングが沢山売っていますよね。

フランスの家庭はたいてい自分で作る人が多い気がします。

ブルターニュ地方にホームステイしていた時に習ったドレッシングのレシピも紹介します。

とってもシンプルで、分量も覚えやすいです。

Recette 

sauce vinegrette

10g オリーブオイル

10g ビネガー(バルサミコ酢又はワインビネガー)

5g マスタード

レモン汁 お好みで

塩、こしょう を少々

 

作り方

ボールに全ての材料を入れて空気を含ませるように数分混ぜる。とろみが出てきたら、完成!

メモ:  どんな酢を使うかでも味が変わってきます。バルサミコ酢だと甘酸っぱくなりますし、ワインビネガーだとサラサラでさっぱりした風味になり、夏にぴったりのソースになります。

このレシピはブルターニュのシルビさんから教わったレシピです。

 

 

しそドレッシング

しその葉を2、3枚、又はしそウォーター 10g

オリーブオイル                                         20g

しょうゆ                                                    10g

砂糖                                                           3摘み

玉ねぎのみじん切り                                  4分の1個

塩、こしょう                                             少々

 

ボールに全ての材料を入れて、良くかき混ぜる。

塩とこしょうで味を調えて、出来上がり

コツは、オイルと他の液体が柔和するように、しっかり混ぜること。

少し面倒でも、泡だて器で空気を含ませるように混ぜてあげると、とろみが出て美味しくなります。

 

 

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フランス語バージョンで作ってみました。

 

商品になりました。やったぁ!

フランスのある方からの提案で、しそのデッサンを描き、その商品が納品されましたー。

パッケージデザイン、念願だったのですっごく嬉しいです。

チャンスをくれた事に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

もっと頑張って、いつかまた私の絵をどこかで使ってくださる方と出逢えますように。

 

Hisae Kina 

hisaekina@gmail.com

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Shiso water. Rouge et Vert



朝の日課は、食べ物を探すこと

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朝は自然からのプレゼントを受け取る絶好のタイミング

えいちゃんの庭では、マンゴー、パイナップル、パパイヤ、バナナなどが育っています。

朝起きたら庭に出て、熟した果実を探し回ります。まるでお猿ですね。

水で洗って、庭を歩き回りながら食べて、それで朝食になる時もあります。

もちろん、何も食べるものがない時もあります。そんなときのために手作りケーキはいつも常備。

日本人の私は朝からご飯を炊いて食べることも。

でもやっぱりいちばん元気になるのは、自分で探して、食べた果実です。

 

 

あなたの所へ

フランス領ポリネシアの小さな島、ライアテア島に住み始めて四年目。

時給自足に近い暮らしを目指して、自然豊かなこの土地を選んだ。

フランス人の旦那さんと、周りの人に助けてもらいながら建てた小さな家、土を肥やして作物を育てて、今果実が実り始めています。

ここまでくるには、お互いの両親の経済的な支援があってのことでした。

 

成人して社会で働くようになってからも、家族の中にも居場所がなく、いつも孤独で

都会での暮らしも辛くなっていました。

豊かな暮らしとは何か。自由とは何か。責任とは何か。

生きることをもっとシンプルに。頭の中のいろんな疑問を解決したくて現在も試行錯誤です。

自然からたくさんの事を教わりました。

豊かな恵みも受け取った反面、現実の厳しさに今直面しています。

世の中が悪かったのではなく、私が未熟だったことに気づいたのです。

それから沢山の時間をかけて自分と向き合いました。

貧乏して経済的な自立の難しさを学びました。

外国で暮らす大変さも経験しました。

それでもタヒチの風は心地よく、私の心を癒してくれます。

今日も変わることなく吹いている風に、力をもらっているのです。

 

ここへ来て独学で始めた水彩画で普段の生活を描いています。

採りたての果物、島の風景、亜熱帯の植物などです。

紹介させてください。

そっとあなたの所へ届きますように。

Hisae Kina

グァバの葉ハーブティー

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グァバの水彩画

グァバの葉のハーブティーは色もローズ色できれい。作り方も簡単。

暖かいままでも、冷やしても両方美味しいので良く作ります。

3、4枚手でちぎって、1リットルの沸騰したお湯の中にポンと入れて、火を消します。

蓋をして蒸らすこと5分で完成。

葉は、細長い丸型で厚みがあって丈夫、虫食いもほとんどないです。

実は虫に食われることが多いので、色が緑から黄色に変わり始めたら収穫して追熟するのを待ちます。

グァバの木って、成長が早くて、以外と大きくなるんですね。枝をあちこちに伸ばして、まるで太陽に手を伸ばしてダンスを踊っているようです。

 

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グァバの木 3年

えいちゃんの庭にて

 

ローズマリー

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野生化したローズマリー



お風呂の時に一本。湯気を鼻から吸って深呼吸します。

すっきりした気分になって夜は良く眠れます。

または、ハーブティーにしたり、お肉のマリネに細かく刻んで入れてみたり。

普段から良く使っています。

 

シダの絵

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マンゴーの木の下に生えていたシダ。三枚でひとつ作品になりました。

フランス領ポリネシア(タヒチ)でも、至る所に野生のシダが茂っています。

シダの葉の厚みと濃い緑、野生の森の中に生息する力強さに惹かれて描きました。

日本の竹の繊維でできた紙を使いました。

表現したい雰囲気にぴったりで嬉しいです。